
このコーナーでは、ボートレースにまつわるあれこれを様々な側面からご紹介いたします。
第2回
ボートレーサーを目指し歩み始めたアスリートたち
2011年10月6日、福岡県柳川市にある唯一のボートレーサー養成訓練機関・やまと学校にて「第111期選手養成訓練入学式」が行われ、男子24名、女子7名の計31名がボートレーサーに向けての第一歩を踏み出しました。この中には中学から大学等のスポーツ活動において優れた実績を持ち、日本モーターボート競走会の各支局・支部から推薦されたスポーツ推薦枠の試験に合格した13名(男子10名、女子3名)と、国際大会等で好成績を残した特別枠の試験に合格した1名(男子)が含まれています。今回のAll about Boat Raceでは、スポーツ推薦枠や特別試験枠で合格し、2012年11月のプロデビューを目指す4名の訓練生に、他競技を経験したアスリートの目から見たボートレースの魅力、そして、将来に向けての抱負を語ってもらいました。
日本ミニマム級王座決定戦
けがでボクシングを引退しなければならなくなった時に、ジムのトレーナーに勧められたのがボートレーサーを目指すきっかけでした。初めてボートレースを見た時は、ターンマークでの攻防やモーター音、歓声に圧倒されました。同時に安全面など様々な面に配慮しながらの真剣勝負にスポーツマンスピリットを感じました。また、ボクシングで鍛えた動体視力や身体能力をボートレースなら生かせるのではと思いました。ボクシングの試合ではいつもピンチの連続でしたが、絶対に勝負をあきらめないという気持ちで闘ってきました。ボートレースにも強い気持ちで挑み、勝てるレーサーになっていきたいです。
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| 金光 佑治 |
| 1984年5月14日生まれ。身長162cm、体重52kg。2000年、16歳で六島ジムに入門。2003年、19歳でプロデビュー。プロ10戦目で日本ミニマム級ランキング入りを果たし、2009年3月、日本ミニマム級王座タイトルを獲得。しかし試合後、硬膜下血腫が発覚し、引退を余儀なくされる。やまと学校には2010年春に一度合格しているが、両眼網膜剥離と診断され、入学を断念。今春、再受験し見事合格した。 |
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(上段)大学時代
(下段)都市対抗野球大会。左から3番目が本人
ボートレース好きだった父の影響で、子どもの頃「ボートレーサーになりたい」と思っていました。その後は、野球選手が一番の夢になりましたが、野球を引退する時「心も体もまだまだやれる。もう一つの夢であるボートレーサーに挑戦しよう」と決意しました。ボートレースは野球と同様、ボディバランスが求められるスポーツだと思いますし、野球で鍛えた体幹の強さを活かしていきたいです。また、足を使ったプレーが自分のスタイルなので、ボートレースでもスピード感のあるレースをしていきたいと思っています。プレッシャーのかかる場面でも結果を出し、記録にも記憶にも残る選手を目指します。
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| 鈴木 亮 |
| 1984年4月18日生まれ。身長171cm、体重54kg。小学校1年生から野球を始め、東邦高等学校(愛知)時代は、春夏合わせて2度の甲子園出場を果たす。国際武道大学では2006年6月、全日本大学野球選手権大会ベスト8。その後、王子製紙株式会社に入社。2008年8月、都市対抗野球大会の準優勝に貢献した。主なポジションはショートとセカンド。打順は1番または2番。中学校と高校の教員免許(体育)を取得している。 |
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大学でもラグビーを続けるかどうか迷っていた高校3年生の時、同級生に「一緒にやまと学校を受験しないか」と誘われたことがボートレーサーを目指すきっかけでした。体格が大きいほうが有利なラグビーに比べ、小さいほうが有利になるという点に引かれましたね。ラグビーは相手の動きをよく読むことが大切です。この点はボートレースも同じですし、自分の強みだと思っています。勝負には絶対に負けたくありませんし、また、ラグビーのチームメートが応援してくれているので、期待を裏切らない強い選手になりたいです。
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| 関野 龍 |
| 1992年12月10日生まれ。身長158cm、体重53kg。6歳からラグビーを始めた。東福岡高等学校(福岡)ラグビー部で、2010年3月、全国高等学校選抜ラグビーフットボール大会優勝、同年12月、全国高等学校ラグビーフットボール大会優勝を果たしたほか、2010年、福岡市・釜山廣域市高校生スポーツ交流大会に福岡県選抜メンバーとして出場した。ポジションは俊敏さと高度なパスワークが求められるスクラムハーフ。 |
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(下段)左の列、前から3番目が本人
小さい頃から父にボートレース場に連れていってもらい、ボートレーサーに憧れていました。モンキーターンが格好いいと思っていましたね。高校1年生の時、姉(竹井奈美選手)がやまと学校に合格したことで、本格的にボートレーサーを目指すようになりました。サッカーでは一瞬の判断力や適応能力が磨かれましたが、これはボートレースでも必要な能力だと思っています。入学したら、今何をすべきかを常に念頭に置いていきたいです。やまとチャンプを目指すのはもちろん、選手になってからのことを考えて毎日を過ごしたいと思います。
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| 竹井 貴史 |
| 1991年7月3日生まれ。身長169cm、体重52kg。小学校4年生からサッカーを始める。地元のクラブチームを経て、東福岡高等学校(福岡)サッカー部時代の2009年8月、全国高等学校総合体育大会(インターハイ)出場、同年9月、高円宮杯全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会出場、2010年1月、全国高等学校サッカー選手権大会出場と、数々の大きな大会を経験する。ポジションはミッドフィルダー(左サイド)で、ドリブルでの突破を得意としていた。 |
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| ボートレーサーのスポーツ経験 |
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バランス感覚、瞬発力、動体視力など、身体能力の高さが求められるボートレーサー。現役の選手の多くは過去に様々なスポーツを経験しています。 |
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| ボートレーサーの約70%が何らかのスポーツ経験あり |
| 約70%の選手が小学校~大学にかけて、スポーツクラブ、部活などでスポーツを経験。県大会はもちろん、全国大会に出場経験のある選手も数多くいます。 |
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| 男子選手は野球、女子選手はバレーボールが人気 |
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